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「映画 ST赤と白の捜査ファイル」
ドラマ「ST」全10話イッキミ耐久レース ~ボク、もう帰っていいかな~

2014年12月22日

「映画 ST赤と白の捜査ファイル」
ドラマ「ST」全10話イッキミ耐久レース ~ボク、もう帰っていいかな~

<左から、水上剣星さん、柴本幸さん、芦名星さん、佐藤東弥監督、森雅弘プロデューサー>

スペシャルドラマ、連続ドラマに続き、待望の「映画 ST赤と白の捜査ファイル」が1月10日に公開されるのを記念して、12月22日、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、連続ドラマ全10話を一挙上映する"イッキミ耐久レース「~僕、もう帰っていいかな~」"が開催されました。

上映前には、芦名星さん、柴本幸さん、水上剣星さん、佐藤東弥監督、森雅弘プロデューサーによるトークショーが行われ、共演者である芦名さんたちだからこそ知る藤原竜也さん、岡田将生さんたちの知られざる素顔やエピソードが存分に語られました。「ST」ファンの皆さんはもちろんのこと、佐藤監督、森プロデューサーも驚き、笑ったディープなトークショーの模様をレポートいたします。

芦名星さん(結城翠役)

皆さん、きっと「藤原竜也さんかな? 岡田将生くんかな?」と思われていたところに私が出てきちゃいましたけれど、今日は私の方からみんなのエピソードをお伝えできればなと思っていますので、楽しんでください(笑)。たくさんの方が映画もドラマも観てくださり、今後も続いたらいいなというのがSTメンバー全員の想いなので、力を貸していただければと思います。皆さん、いっぱい「面白かったよ!」と言っていただいて、お友達を誘って映画館に行ってくれたらと思います。
柴本幸さん(筒井桃子役)

藤原さんや岡田くんに助けられて私たちみんな撮影をしてきました。すごくチームワークの良い現場で楽しく撮影したのがスクリーンに出ていると思います。お二人の話だとか、他のSTメンバーの話をしますので、楽しみにしていてください。
水上剣星さん(牧村真司役)

実際に皆さんに会うと、こうしたファンの皆さんに支えられて「ST」ができあがっていったのだなと、皆さんにお会いできたことを嬉しく思います。
佐藤東弥監督

長時間ですが、ゆっくり楽しんで帰ってください。今日は僕も森プロデューサーも知らない、俳優部だけが知っている藤原さん、岡田さんの話が聞けるのではないかと思って僕もドキドキしています。
森雅弘プロデューサー

では早速、ここでしか話せない、ここだから話せる、藤原と岡田の話を(笑)。


佐藤監督:
スタジオの前室というところで出番を待っているとき、藤原さんと岡田さんはとにかくいつも一緒にいて本当に仲が良いという感じだったのですが、本当のところはどうだったのか、気になりますね。

森プロデューサー:
本当は仲が悪いとか?

芦名さん:
仲悪くないですよ(笑)。STメンバーは、お酒を飲むのが好きな方が多くて、本当にメンバー仲が良いので、みんな忙しい中、明日も早いのに頑張って食事に行ったりしていたんです(笑)。でも、竜也さんはしっかりしているんですよ。だから、岡田くんのエピソードばかりがすぐ浮かんできちゃうんです(笑)。
簡単にお話すると、茨城に映画の撮影で行った時、1泊だけれど初めての泊まりだったんです。だから、「飲めたらいいね」なんて話をしてすごく楽しみにしていたのですが、全然飲めるスケジュールではありませんでした。それでも「1杯だけ」なんて言って、みんなで飲みに行って、楽しい時間を過ごしました。その飲みに行ったお店の方がドラマを見てくださっていて、「全員のサインが欲しい」ということでサインを書くことになったんです。順番にサインを書いていって、私のところにまわってきた時には、私と三宅さんが書いたら全員のサインが書き終わる状態だったので、スペースを残して書いていたんです。でも、岡田くんがスッと入ってきて、その空いているスペースに「ST」と書いたんですよ(会場笑)。「岡田くん、なんでここに『ST』って書いたの?」と聞いたら、「これで完璧でしょう!」と。結局、三宅さんのサインがとっても小さくなっちゃったということがありました(会場笑)。


森プロデューサー:
しらふの時はあれだけしっかりしているんですけれどね(笑)。

芦名さん:
ちょいちょい面白いことが起こりますよね、岡田くんは(笑)。

森プロデューサー:
でも、かわいい酔い方ですよね、岡田くんは。

芦名さん:
はい(笑)。

森プロデューサー:
女性にモテますね、あれは。

芦名さん:
皆さんそうだと思いますよ(笑)。

森プロデューサー:
茨城であんな時間まで撮影しましたね。こう言ってはなんだけれど、何もないところで。

佐藤監督:
すごく素晴らしいところでしたよ。

森プロデューサー:
ええ。あそこであんな時間まで開いているお店があるのか......と思うような時間まで、皆さん飲んでいた記憶があります(笑)。

芦名さん:
そうですね(笑)。茨城には結構思い出があります。
何もない大自然みたいなところだったので、現場で怖い話をしたんですよ。そうしたら志田未来ちゃんが本当に怖くなってしまって、私の部屋に泊まりにきたんです。なので、未来ちゃんとは茨城で一緒の夜を過ごしました。それも飲んだ後だったので、楽しくなってしまって、結局ほとんど寝ずに次の現場に行きました(笑)。


森プロデューサー:
たしか居合わせた照明部が飲まされ、次の日に大変な目に遭ってしまいましたね。

佐藤監督:
怪我しちゃったんですよね。

森プロデューサー:
軽傷なんですけれどもね。柴本さん、水上さんが飲んで記憶に残っている方は?

柴本さん&水上さん:
田中哲司さん(会場笑)?

森プロデューサー:
どこにいっても、この場にいないのに必ず名前が挙がりますね(笑)。

柴本さん:
竜也さん、岡田さんの話じゃなくて申し訳ないんですけれど、哲司さんは酔い方がかわいくてずるいんですよ。あのまんまニコッとした顔で「もう一軒行こう!」となるので、私たちは部下のように断れないんです(笑)。

水上さん:
そうですね。「1杯」と言って、7杯ぐらい飲んだこともありましたね。

森プロデューサー:
それ、岡田くんも言っていましたね。哲司さんと岡田くんが飲みに行って、哲司さんが岡田くんに対して「岡田、今日は一杯だけだから。飲むのは1杯だけだからな。1杯飲んだら、お前は俺を止めてくれ」と命じたんです。でも、1杯すぐに飲んで、すぐに2杯目を頼み、岡田くんが一生懸命「1杯だけって言ったじゃないですか」と言ったら、「飲んでいない!」とか何とか言って7杯飲まれたという(会場笑)。

柴本さん:
皆さんビックリするのが、知らないうちにグラスに注ぐんですよ。特に竜也さん。哲司さんと竜也さんと岡田くんと4人で食事に行ったことがあって、私はその時「そんなに飲みたくないから」と言っていたんです。でも、どんなに飲んでも白ワインが減らなくて、おかしいなと思ったら、その後岡田くんに聞いたところによると竜也さんが5回ぐらい注いでいたという(笑)。私は翌日、朝イチから仕事だったのですが、皆さんは昼からだったので私に注ぎ続けたということがありました。

佐藤監督:
しっかり者の岡田くんがやんちゃな藤原くんのフォローをしていると思うのだけれども、実は藤原さんが先輩としてリードしているんですね。お芝居的にはお互いに助け合って、そういう意味では仲はいいですけれど、全然馴れ合いじゃない感じですね。仕事のパートナーとしていい関係、いいチームでしたね。

森プロデューサー:
そうですね。お酒を飲んでいる時は馴れ合いっぽいですけれどね(笑)。まあ、それは仕事じゃないからいいですね(笑)。でも、この関係が出来上がっていくのが不思議でしたね。
芦名さんは覚えていると思うんですけれど、最初のスペシャルドラマを生田スタジオで撮った際、あそこの前室って広いじゃないですか。そこでSTの部屋のシーンを撮るとなると、赤城さんがほとんどいなかったから5人が揃う訳ですよ。でも、わりと初対面の方が多かったんですよね。あの広い前室に、5人のメンバーがものすごく微妙な距離感で座っていたんです(笑)。お互いに仲良くなりたいのだけれど、無造作に相手のゾーンに入っていっては失礼かなという、ものすごく微妙な距離感で座っている5人を見た時に、「あ、これは『ST』だ。できた!」と、最初にそこで思いましたね(笑)。


芦名さん:
本当に「ST」ってセリフの量がものすごいですよね。長セリフもたくさんありますし、竜也さんなんて専門的な知識も必要ですし。1行、2行続くセリフであっても、普段使わない言葉が多く、ものすごく難しく感じたりするんですが、それを覚えて話さなきゃいけない。前日に台本があがってきても、竜也さんは次の日には完璧に頭に入れている方なので、竜也さんの仕事への意識の高さや迫力というものに、みんな引っ張られて自ずとすごくいい緊張感と空気ができていった感じがします。でも、飲んでいる時の私たちは先ほども話したような感じです。現場ではいつもふざけている訳ではなく、いい距離感を保ちながらやらせてもらっていましたね。一人、しゃべらない人もいるんですけれど......(会場笑)。まったくしゃべらない訳ではないんですけれどね......(笑)。

森プロデューサー:
「アダルトショップ」とかね(笑)。

芦名さん:
窪田さんの話も聞きたいと思うので、私から話すと、窪田さんは飲んでもあのまま寡黙というか、すごく真摯な方です。でもすごく楽しくなったら音楽聴いて踊ったりするんですよ(笑)。

森プロデューサー:
「うんうん」と人の話を聞いているタイプですよね(笑)。

芦名さん:
竜也さんと岡田くんが「噛んだら差し入れを入れる」ということを始めたんですよね。その時に、「じゃあ、セリフのない窪田くんはどうしよう?」となって、「窪田くんは気を抜いたら差し入れ」ということになったんですよ(笑)。「あれ? 窪田くん、今気を抜いたでしょ?」という瞬間が訪れたら差し入れね、と。みんなの判断しかないので、一番不利だったと思うのですけれど、一度も差し入れせずに撮影されていましたね。

森プロデューサー:
本当にメンバーの人柄が伝わるエピソードでした。私と監督、脚本家の間ではいろいろなネタを考えていたのだけれど、長くなっちゃうので入れられなかったり、やめたりしたネタがいっぱいあるんです。ここにいらっしゃる方全員にその話があるんです。ただ、水上さん演じる牧村には、田中哲司さん演じる菊川と酒飲みに行って、菊川が電信柱に登って大騒ぎした話だけが連続ドラマの5話に少し出てくるという残がいがありますけれど......。

水上さん:
たぶん、その話は柴本幸さん演じる桃子が言ったんでしょうね。

森プロデューサー:
たぶんね(笑)。飲みに行ったのは菊川と牧村だけれど、話を聞いた桃子がしゃべっちゃったというね(笑)。

佐藤監督:
それを画で観たかったですね。

森プロデューサー:
居酒屋のセットを組めなかったという(笑)。桃子は桃子で、マンションを買ったはずなのだけれど、「そのマンションどこ行った?」というね。

柴本さん:
あれ、どうなったんですか?

森プロデューサー:
実に申し訳ない。みんながスマホを観てビックリするシーンがあるじゃないですか。その時に、桃子のセリフで「私のマンションが......!」というセリフがあったんです。まだ映画製作が脚本段階で映画が3時間ぐらいあった時に。

柴本さん:
えっ、あれ、私のマンションだったはずなんですか! そうなんだ! あ、ごめんなさい。私、一人で興奮していますよね(笑)。

森プロデューサー:
大変申し訳ありません。2時間より短くなった段階で、なくなってしまいました。

柴本さん:
でも、ちょっと嬉しいです(笑)。

森プロデューサー:
映画の中で桃子のマンションについてまったく説明していないんですよ(笑)。

佐藤監督:
なんにも説明しなくてもやればよかったのに(笑)。菊川と桃子のことも気になったんだけれど......。

森プロデューサー:
菊川と翠も実は......というのもやりたかったんですけれどね。あと、すごくやりたかったのは、翠がバンドマンに惚れるという話。これを一生懸命作っていました(笑)。全部の嘘を見抜ける翠さんが、あるどうしようもないバンドマンに惚れちゃうんです。

佐藤監督:
ダメ男くんに弱いですから。

森プロデューサー:
そう、ダメ男で嘘つきだってみんな分かっているのに、翠だけが分からない(笑)。

佐藤監督:
「翠さん、それ100%騙されているよ」「いや、そんなことない。私は信じている」と、翠だけが言うというのをやりたかったんですけれどね(会場笑)。ストラディバリウスという舌を噛みそうな名前が出てくるのも、本来はストラトキャスターと言いたかったんですけれどね。

森プロデューサー:
そこもなんとなく、ストラディバリウスと言わせたかっただけかもしれませんけれどね(笑)。まあ、こんなように、僕らの中にはまだまだやりたい話題がいっぱいあります。青山ちゃんのカツラの話題とか、実は百合根が拳銃の名手だということは、2時間ドラマの時に現場のジョークとして言っていたことなんです。その笑い話から連続ドラマができあがっていまして、今ここにあるだけで3話分あるので、もうちょっと揃うと「次やれるなあ」と思っています。そのためにはぜひ皆さんの応援が必要ですので、これからぜひ1月10日公開の映画をお友達、ご家族誘って観に行っていただいて、DVDも買っていただいて、「『ST』は面白い」と日本全国に広めていただければ、僕らもなんとかまた次に向かって頑張れると思います。急にまとめに入っちゃいましたけれど、今日来ていただいた皆様に何か一言ずつ。

水上さん:
さっき星さんも言ったように、藤原さんや岡田さんはセリフ量も特に多くて、ストラディバリウスの回は前日に台本をもらって演じてたのも踏まえて今日観ていただけたらなと思います。僕と哲司さんは、その後緊張の解放のために7杯ぐらい飲んでしまいました(会場笑)。

柴本さん:
星ちゃんの話を聞いていて、改めて竜也さんの集中力がすごかったなと。竜也さんがすべてを引っ張っていってくださった現場だったと思います。だからこそすごく面白いものができたと思うし、私たちも「頑張ろう」とついて行くことができたんだと思います。連続ドラマは特にそれの集大成だと思うので、ぜひ楽しんで観ていただけたらいいなと思います。10話続けて観ることなんてなかなかなくて、そこに集まってくださるお客様がこれだけいらっしゃるなんて嬉しいので、なかなか大変だと思いますけれども、最後までどうぞ楽しんでください。

芦名さん:
映画に向けて今日観ていただけたらなと思っています。今日初めてご覧になる方もいらっしゃるんですか?

森プロデューサー:
実はお一人いらっしゃいます。今日はあの方のためにやるようなものです(笑)。

芦名さん:
これを観て、年を越したらあっという間に映画も公開です。その時はメンバーが揃う日もあると思います。いろいろなお話を聞ける楽しい機会もあると思います。「ST」をどんどん皆さんに観てもらえたらいいなと思います。メンバーも今日、来たがっていて、実際にそういう話もありました。

森プロデューサー:
すごく興味を持っていましたよね(笑)。

佐藤監督:
大好きな「ST」という作品を、同じく愛してくださっている方がこんなにも集まってくださって、感激しています。テレビってじっくり観て作品の中に入る楽しみ方もあると思うのですが、お茶の間で大勢で楽しむとか、さすがに200人というケースはないと思います。今日のように、大勢でワイワイ楽しむというのも、楽しみ方としてあるのではないかなと思うので、自由に楽しんでいっていただければなと思います。