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ゴジラプロジェクト発表!

2014年12月08日

日本を代表するKING OF MONSTER「ゴジラ」の生誕60周年である今年、レジェンダリー・ピクチャーズ製作のハリウッド版「GODZILLA」が全世界で大ヒットを記録しました。日本でもゴジラ人気が再燃する中、ついに東宝による完全新作の製作が発表されました!



また、「ゴジラ戦略会議」(ゴジコン)の設立、ギネス世界記録™認定、新宿に実物大「ゴジラヘッド」出現など、60周年を締めくくるサプライズの数々も発表。「ゴジラ戦略会議」プロジェクトリーダーで東宝映像本部映画調整部次長・上田太地が、マスコミに向けた説明会を行いました。


■「ゴジラ戦略会議」(ゴジコン)設立

今年60周年ということもあり、レジェンダリー・ピクチャーズ製作のハリウッド版「GODZILLA」が、日本でも「ゴジラ FINAL WARS」以来10年ぶりに公開されました。2014年5月にハリウッドで公開され、その後、63の国と地域で全世界興行収入570億円以上を稼ぐという、大きなビジネスになりました。日本国内もこの夏激戦の興行だったのですが、おかげさまで国内興行収入32億円を達成しました。弊社としても、「ゴジラ」という100パーセント東宝のキャラクターが、日本のみならず世界で大きく支持されたと改めて認識しました。

ずっと東宝は「ゴジラ」を作り続けてきましたが、改めて「ゴジラ戦略会議」(GODZILLA CONFERENCE)、略して「ゴジコン」(Godzi-con)を作りました。映画のみならず、大きな意味でゴジラを発信して、さらに世界で愛されるキャラを作っていこうと思っています。東宝スタッフが団結して、純粋に「ゴジラ」を盛り上げていこうと思っています。

Q:現在は東宝社員のみによって構成されていますが、今後外部の人などをアドバイザー的ポジションで迎え入れる予定はありますか?

A:今のところ予定はしていません。しかし社内でも新陳代謝をして、随時タイミングにあった最強のメンバーで構成していこうと思っています。「ゴジコン」は映画の製作のみならず、「こんなことができる」という映画とは関係のないクリエイターや企業の方ともコンタクトをとり、エンターテイメントと異なる業者の方とも一緒に模索しながら、何か新しいものを打ち出していければと思います。アメリカのみならず、63の国の地域で人気のゴジラなので、いろいろな方面の柔軟な意見を取り入れて世界に売っていきたいと思います。

■ギネス世界記録™認定

「ゴジラ」は最も長く継続している"フランチャイズ映画"としてギネスより認定を受け、先日認定証が届きました。1954年から60年間、東宝はゴジラをフランチャイズ化して映画を作り続けてきました。フランチャイズ映画とは、「キャラクターや世界観の権利を持ち、その使用許可を出して、製作した映画」というカテゴリーです。世界で認められたという嬉しいニュースです。

Q:"フランチャイズ映画"とはもともとあったカテゴリーで、「ゴジラ」が何かの記録を塗り変えたのでしょうか?

A:ギネスレコードジャパンによると、もともとあったカテゴリーではないそうです。何かの記録を塗り変えたわけではありません。ハリウッド版「GODZILLA」の公開時に達成ということになります。

■新宿に実物大「ゴジラヘッド」出現



現在建て替えをしている東京・新宿歌舞伎町の旧コマ劇場跡地、来年にはTOHOシネマズ 新宿とホテルグレイスリー新宿が入る新宿東宝ビルに、「ゴジラヘッド」を設置することになりました。「ゴジコン」今年の最大の目玉でもあり、大きなランドマーク的なものを作れないかと企画しておりました。海外からの観光客が最も訪問する都市は、京都ではなく実は歌舞伎町を含む新宿だそうです。そこで海外からいらっしゃる方にも、ランドマーク的ゴジラをご披露したいという思いがあり、「ゴジラヘッド」を建設・施工中です。完成前ですが、靖国通りから見るとちょうど突き当りに「ゴジラヘッド」がそびえ立って見えます。観光客の方にも「あそこにゴジラがいる!」と見てもらえると思います。


非常に大きなヘッドで、設置される8階屋外テラスの床面から高さ12m、地上からは約52mとなります。これは、初代ゴジラの身長50mとほぼ同じです。もしも歌舞伎町にゴジラが立ったら、ちょうどこの高さになりますので、原寸大コンセプトとなります。夜にはキレイにライトアップされます。「ゴジラヘッド」の建設地は、ホテルのロビーを越えた共有スペースにあり、一般の方も近くまで行って撮影できるモニュメントになっています。

昨年、何度かハリウッド版「GODZILLA」の打ち合わせでロサンゼルス・ハリウッドに行きましたが、入国の際に「ゴジラの仕事で来た」というと、「あのゴジラか!」という話になりました。行く先々で、老若男女問わず「ゴジラ」が人気でした。日本のみならず、日本以上に世界で愛されているキャラクターなのだなと認識しました。

そんな「ゴジラヘッド」は、施工中はカバーをかけているので春先まで見ることはできませんが、4月の中旬に除幕式を行う予定です。日本でも幾つかゴジラのモニュメントを作っていますが、新たに日本のランドマークとして紹介されるのではないかと期待しています。また4月にオープンするホテルグレイスリーには、「ゴジラビュールーム」を設けます。部屋(1日2室)にはちょうどゴジラの目線に合う窓があり、カーテンを開けるとゴジラを間近で見ることができます。ぜひ「ゴジラビュールーム」に泊まってみてください(笑)。

Q:「ゴジラヘッド」の屋外テラスは、ホテルを通過しないと入れないのですか?

A:ホテル専用のエレベーターで8階まで上がり、フロント前を通らないと入れません。一般の方でもどなたでも入場できますが、お客さんが多い場合、整理などがあるかもしれません。

Q:これまで「ゴジラ」を制作してきた特撮スタッフの方々が、「ゴジラヘッド」の制作にも関わっているのでしょうか?

A:今回の「ゴジラヘッド」は、1992年の「ゴジラVSモスラ」をモデルにしています。平成の"VS"シリーズは、歴代ゴジラ映画の興行収入を見ても、皆さんに支持されているゴジラです。平成ゴジラは身長100mなので初代とは違うのですが、コンセプトとして初代の50mを感じてもらえるものになればと思います。制作の造形は、東宝映像美術が担当します。もともと特撮グループを担ってきたスタッフなので、造形に関しては間違いないものができると思います。

Q:全国各地にあるゴジラは、全部で何体あるのでしょうか?

A:日比谷シャンテ前と東宝スタジオ前に東宝制作のゴジラ像があります。また東宝から許諾されて作られたゴジラの滑り台が、神奈川県の久里浜にあります。大きさとしては、「ゴジラヘッド」が過去最大となります。

■日本版完全新作「ゴジラ」製作決定

完全新作の「ゴジラ」を製作することが正式決定したことをご報告いたします。製作は、2015年の夏以降、秋にかけてを予定しています。現在、脚本、製作スタッフ等を人選中です。公開日は未定ですが、2016年の弊社の目玉作品として「ゴジラ」を完全復活させます。

時系列的には、2015年4月に「ゴジラヘッド」が完成し、2016年には新作「ゴジラ」が公開されます。2018年には、レジェンダリー製作の「GODZILLA」続編の公開が決定しています。2020年には東京オリンピックも開催されますが、日本を代表するのはゴジラではないかと思っています。日本の代名詞として世界中の人たちに愛されるキャラクターになるように、「ゴジコン」が中心となってさらに大きなキャラクターに育てていきたいと思います。

Q:「ゴジラ FINAL WARS」の会見の時に、「現在の特撮では限界がある。今後は技術が発展しないとやらない」と当時の方がおっしゃっていたと思うのですが、今回の新作は新時代の「ゴジラ」が作れる技術になったという認識でよろしいですか?

A:そうですね。先週公開した「寄生獣」も2部作でやっていますが、原作は25年前に出ていて、やりたいクリエイターたちは国内にもたくさんいましたが、ハリウッドが先に映画化権を獲りました。当時、作品のクオリティーについていく技術がまだ日本になかったのです。しかしハリウッドの製作チームもなかなか実写化することができず、日本に戻ってきたわけです。おかげさまで東宝が映画化権を獲り、あそこまでクオリティーの高いものを日本の技術で作れるという証明になったと思います。 レジェンダリー製作の「GODZILLA」は着ぐるみではなく、フルCGです。フルCGだけれど、ギャレス・エドワーズ監督は着ぐるみの質感も残しつつ、ゴジラを復活させました。98年のソニー製「GODZILLA ゴジラ」とはちょっと違った、ゴジラだったと思います。200億近くまで製作費がかかったそうですが、そこまで予算をかけずに、我々が培ってきた技術をもとに作りたいと思います。予算の限界はあるけれど、ハリウッドに負けない作品を作れる時が来たと思っております。

Q:ハリウッド版「GODZILLA」とは、ストーリー的にも連動しない完全新作ということでしょうか?

A:はい。ただ、「GODZILLA」で渡辺謙さんが演じた役は、1作目の博士をオマージュした役で、繋がっているといえば繋がっています。しかし、ハリウッド版「GODZILLA」の続編ではないです。

Q:新作は日本のみならず、北米など世界に向けて発信していく想定で製作されるのでしょうか?

A:そうですね。ただし、まずは日本の人たちにしっかり愛してもらえるように作るつもりです。これだけのキャラクターなので、アジアや北米を含めたセールスを考えています。

Q:客層のターゲットは?

A:オールターゲット。大人も子供も楽しめるエンタテイメントの塊を目指しています。