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中島健人さん(Sexy Zone)が、白馬に跨り颯爽と登場!!
さらに「牛」も加わり、豪華キャストとともにフォトセッション!
笑いあり、涙ありの酪農青春グラフィティ、ついに完成!

2014年01月29日

「銀の匙 Silver Spoon」完成披露試写会

<左から、吉田恵輔監督、黒木華さん、吹石一恵さん、市川知宏さん、広瀬アリスさん、

中村獅童さん、哀川翔さん、竹内力さん、上島竜兵さん >

北海道の農業高校を舞台に、酪農と向き合う個性豊かなキャラクターたちの青春を描き、現在までに累計1300万部を突破するメガヒットとなっている荒川弘のコミックを実写映画化した「銀の匙 Silver Spoon」が完成いたしました。

これを記念して、1月29日、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて完成披露試写会が行われ、主演の中島健人さん、広瀬アリスさん、市川知宏さん、黒木華さん、上島竜兵さん、吹石一恵さん、哀川翔さん、竹内力さん、中村獅童さん、吉田恵輔監督が舞台挨拶に登壇し、帯広で行われた撮影の様子を明かしました。

さらに上映前には、ヒルズアリーナにて完成披露イベントも行われ、中島さんと広瀬さんが馬に跨って颯爽と登場! 馬だけでなく、牛も登場し、会場を盛り上げました。キャストの皆さんのチームワークの良さが光った舞台挨拶の模様をレポートいたします。

【イベント(挨拶順)】


■まずは、乗馬した中島さんと広瀬さんが颯爽と登場!

中島健人さん(八軒勇吾役)
今日は乗馬という形で登場しました。あまりにもテンションが上がりすぎて、このまま馬で車道まで出てしまうところでした(会場笑)。今日は皆さんに「銀の匙 Silver Spoon」のかっこよさ、素晴らしさを届けたいので、楽しんでいってください。

広瀬アリスさん(御影アキ役)

今日は寒い中、ありがとうございます。短い間ですが楽しんでいってください。

黒木華さん(南九条あやめ役)

少し不思議な役を演じました。皆さん、暖かくして楽しんでいってください。

上島竜兵さん(校長役)

クルリンパ! えーと、なんでしたっけ(会場笑)? 今日は皆さん、寒い中来ていただき、ありがとうございます。今日はたっぷり楽しんで帰ってください。

吹石一恵さん(富士先生役)

かなり強烈で独特な富士先生を演じました(笑)。後ろに待機している間はずっと「寒い、寒い」と言っていたんですが、皆さんの前に来たらパワーと熱気で圧倒されて暖かくなってきました。今日は皆さんと一緒に楽しめたらいいなと思います。

竹内力さん(アキの父役)

野外イベントと聞いていたので、コートを着込んできました。皆さん、寒くないですか~?
今回は初めてといってもいいぐらいこわもての役を演じました...(会場笑)。

中島さん:
初めてじゃないですよね!

竹内さん:
初めてだよ(笑)。いつも「なんだよ、なんだよ」という役ばかりだから...!

中島さん:
逆にそういう役を見てみたいです(会場笑)。

竹内さん:
まあ、そういう訳で、娘のことが心配で...、健人くんが演じた八軒くんにちょっと手厳しい、「(ドスを利かせて)手を出したら許さんぞ」という感じのお父さんを演じました(会場笑)。現場では怖くなかったよね~?

中島さん:
全然怖くなかったですけれど、今は怖いです(会場笑)

竹内さん:
仲良く演じていたので大丈夫です(会場笑)

吉田恵輔監督

女の子がいっぱいでテンションが高いです(会場笑)。たぶん僕のファンも何人か来ているんじゃないかなと思います(会場笑)。映画は、我ながらすごくいい映画に仕上がりました。皆様、楽しみにしていただけると、寒い体も暖かくなると思います。


MC:今回は大ヒットコミックが原作ということで、何か意識されたことはありますか?

吉田監督:
この作品はものすごいエンターテインメント作品となっております。リアルな酪農世界が描かれているので、役者にも内容にもエンターテインメントとリアルを共存させた映画になっております。原作が人気なので、ヘタをすると「この監督、蹴飛ばしてやろう」というようなことを言われてしまうので、そうならないように一生懸命、蹴飛ばされない作品を作りました(会場笑)。

MC:本当に個性溢れるキャストの皆さんが揃っていますが、演出されていかがでしたか?

吉田監督:
中島さんはものすごくキラキラしているので、「キラキラするな」ということを一貫して言いました(会場笑)。「君のファンがだいぶ減るのは覚悟の上でこの役に臨んでくれ」と(笑)。若い子たちはみんないい子たちですし、とってもやりやすかったです。大人たちはクセが強くて、横にいる人が特にそうなんですけど、僕は毎日疲れさせてもらいました(会場笑)。竹内さんは基本的に「本番だけは真面目にやるから」という感じでした。

竹内さん:
はい、本番は真面目に演じました(笑)。

MC:本作は全編、北海道で撮影しました。しかも舞台は農業高校の酪農科ということで、普通の映画とは違う部分が多々あったと思います。北海道での思い出、動物たちにまつわるエピソードなど、お聞かせください。

中島さん:
酪農という未知の世界に何も分からず飛び込んでいった八軒という少年とまったく同じ立場でお芝居に臨みました。牛の世話だったり、馬の世話だったり、豚の世話だったり、動物たちのケアをなにもかもちゃんと人間がして酪農という仕組みができているんだなと、改めて勉強させてもらいました。でも、なによりも一番思ったのは、子豚がすごくかわいいんです! ものすごくかわいくて、子豚が何匹もいて「ブーブー」と鳴いていたんですが、掴んだ瞬間に「ギャーッ!」とすごく発狂するんです(会場笑)。拒絶感が半端なくて「え、なんで? 俺のこと嫌いなの?」と思ったんですが、先生に聞いたら「ああ、あれは誰にでもああいう態度だよ」と言われて安心しました。そういう体験がいろいろありました(笑)。

MC:八軒くんと同じように、豚に愛情を感じたと。

中島さん:
感じました(笑)。豚に愛情を感じた分、豚丼はしっかり「好きだ」と言いたいなと思いました。ありがたくいただくという気持ちがあるので、食べにくくなったということは一切なかったです。

広瀬さん:
(中島さんは)いつも豚丼を食べていました(会場笑)。車に乗る度に、ほかほか湯気の出ている温かい豚丼を隣で食べているんです。

中島さん:
周りが見えないんです(笑)。恋は盲目といいますか、豚に恋をしてしまったというか...。帯広の豚丼はものすごく美しくて、誰にも劣らない魅力を感じてしまったんです(会場笑)。それで周りが見えなくなってしまったんですが...、今、皆さんのことは見えていますからね(会場歓声)!

広瀬さん:
アキは乗馬がうまいという役なので、私はトータルで5カ月間ぐらい乗馬を練習しました。

MC:5カ月の練習というのはハードだったのではないですか?

広瀬さん:
ドラマの撮影の合間に練習をしました。ドラマがお休みの日に乗馬の練習を行うという生活でした。撮影の1カ月前ぐらいに北海道に行って、搾乳や乗馬の練習をしました。

MC:一番大変だったことは何ですか?

広瀬さん:
落馬を経験しました。馬に乗っていたら暴れて、落ちちゃいました。

中島さん:
僕も落ちました(笑)。広瀬さんに関しては、馬がものすごくスピードを出してしまって、広瀬さんでは止めようがなくて「あっ!」という感じで落ちてしまいました。だから、まだかっこいい落馬でした。僕はすごくダサすぎて、周りのスタッフさんとかに「僕は3カ月も乗馬の練習をしてきたから、簡単に乗れるぜ」というアピールをしたかったんですが、いざ飛び乗りをしたらそのまま逆の方向に落っこちてしまいました(会場笑)。

広瀬さん:
視界から消えたんです(会場笑)。

中島さん:
八軒が僕に憑依した瞬間だなと思いました(会場笑)。

MC:ケガなどは大丈夫でしたか?

中島さん:
ケガも何もなくて、むしろノーアクシデントという感じにみんなスルーで...。一人で勝手にすべっただけみたいでした(会場笑)。

吉田監督:
その瞬間に役を掴んだよね(笑)。馬も落ちた健人を見て「何だろう、この人」みたいなね。馬にも冷めた目で見られていました(会場笑)。

竹内さん:
馬から「うまいっ!」と言われたでしょ(会場笑)。

中島さん:
言われました(笑)。今日の僕は、力(リキ)んじゃってるから(会場笑)。

黒木さん:
今思い出したことですが、中島さんのエピソードはすごくダサかったじゃないですか(会場笑)。眼鏡だし、私があまり関わる場所もなかったし、あんまりかっこいいイメージがなかったんですが、「おっ!」と思う瞬間が1回だけありました(会場笑)。それからかっこいいところもあるんだなと思ったんです(笑)。来てくださったエキストラの皆さんに投げキッスをしていて、今までそんな姿を見たことがなかったので、「あ、この人はみんなのアイドルなんだ」と思ったというのが、今でも強烈に残っています。映画の話じゃないんですけど...(会場笑)。

MC:Sexy Zoneで活躍されているのはもちろんご存知ですか?

黒木さん:
はい! 東京に帰ってきてからSexy Zoneの舞台に行きました。すごいですよね!

上島さん:
招待してもらったの?

黒木さん:
そうなんですよ。

上島さん:
僕は、招待してもらっていないですよ!(会場笑)。

中島さん:
なんで上島さん、今日は僕に当たりが強いんですか(会場笑)。

黒木さん:
舞台の時もすごくて、映画の中での中島さんは八軒くんになりきっているんだなと、すごく尊敬したんです。全然違うなと思いました。


上島さん:
まず撮影でのエピソードを話す前に、司会の方が臭いなと思ったら、そこに牛がいるんですね(会場笑)。本物の牛だったんだ。だからちょっと臭いがね(会場笑)。えー、すごく楽しい現場でしたね。北海道ですしね。僕なんかもう、今月53歳になるんですよ。だから、世代が違うと思って北海道に行ったんですけど、行ったらもう馴染んじゃって、同い年の19歳ぐらいの気持ちでキャピキャピいっちゃって仲良く演じました。

広瀬さん:
上島さん、1回も目を合わせてくれないじゃないですか。

上島さん:
視線を感じるなと思ってパッと見たら、広瀬さんが見ているので・・・「なんで俺の方見ているんだろう?」と思って視線外すんだけど、ずっと感じるからパッと見たらまだ見ているから「え、ウソだろ? 絶対、俺に気があるんだな」と思って、「広瀬さん、ちょっと。どうしたの?」と言ったら、「え? 私、ただ見ていただけですよ」って。すみません、オチが弱いんですよね(会場笑)。

MC:キャピキャピしていたという話でしたが、そうでもないような...?

上島さん:
吹石さんとは先生同士ですから一緒に食事に行ったり、飲みに行ったりしましたよね?

吹石さん:
1回だけ(会場笑)。

上島さん:
それ言わないでよ(笑)。

吹石さん:
途中で帰りました(会場笑)。

上島さん:
いいんですよ、言わなくて!

吹石さん:
私は豚舎の先生の役でした。豚はとてもきれい好きで繊細な動物らしくて、毎回、豚舎に入る度に消毒液が入っているトレイで靴の裏を消毒しないといけないんです。だから、外の空気を吸いに行っても「あ、消毒、消毒」という感じで、毎回、足元を消毒する現場はないなと思っていました。それだけ、普段何気なく食べているお肉がどれだけ繊細に管理されているものなのか、改めて感じた現場でした。


竹内さん:
牧場に馬さん、牛さん、鶏さん...たくさんの動物たちがいまして、まあ、いい臭いがするんですよ。その臭いを嗅ぎながら毎日通って、お仕事させてもらいました(笑)。そして、さらにかわいらしかったのが子牛。

中島さん:
かわいかったですね~!

竹内さん:
生まれて2週間か3週間ぐらいなんですが、あまりにもかわいくて目を見つめていたら、顔を寄せてチュッとしたくなっちゃったんです(笑)。でも、チューといった瞬間にベロリンチョと舐められまして、ビックリしました(会場笑)。

MC:動物たちとの触れ合いがいろいろあったんですね。

竹内さん:
そうですね。でも、動物たちと触れ合っていると、優しい気持ちになってしまうので、怖いおじさんの役だったんですが優しいお芝居ばかりになってしまい、監督的にはちょっと違うなと思っていたんじゃないかなと思うんですが大丈夫でしたか?

吉田監督:
ああ、はい(笑)。

MC:今回は、動物プロダクションに所属する動物ではなくて、実際に酪農場にいる動物たちを使って撮影したんですよね。

吉田監督:
そうです。牧場を決めて、そこの搾乳の時間、エサの時間に合わせて我々がお邪魔させてもらって撮影するという状況だったので、撮影時間を自分たちで選べないんです。搾乳するのが朝早かったら、撮る方はさらに早く準備をするので、ものすごく早寝早起きになって、お年寄りみたいな生活が続いていました。撮影も大変でしたし、牛はみんなカメラ目線でしたし、本当にすごかったです(会場笑)。カメラが動くと、何十頭もの牛がみんな見つめてくるので「うん、これは無理だな」と思いました(笑)。

MC:撮影がおしたりとかも?

吉田監督:
めちゃくちゃかかりましたね。

MC:普段とは正反対の八軒を演じられていかがでしたか?

中島さん:
自分自身、初めて力まずに演じられた役だったと思います。普段の自分が100だったとして、それを0にして演じられたというか。常にテンションを落として、猫背にして、私生活でも常に眼鏡で、寝巻もパーカーとスウェットだったのをTシャツと短パンにしたりとか、とにかく細かいところから地味にしていたら、東京に帰った時に「なんかお前、オーラなくなったな」と言われたんです(会場笑)。でも、それは僕にとっては褒め言葉で、本当はちょっと落ち込んだんですけど、そこは動物たちに励ましてもらって、子牛に指をしゃぶってもらっていたりしました(笑)。あ、子牛がちゅぱちゅぱしゃぶってくれるんです。

広瀬さん:
子牛を見る度に口の中に手を入れたくなっちゃうぐらいでした。

中島さん:
それは、子牛がお母さんの母乳を吸うのに慣れさせるための訓練で、趣味とかではなくてちゃんと必要な行程なんです(会場笑)。

MC:広瀬さんは「北海道の恋人」ができたそうですが。

広瀬さん:
そうなんです。馬がかわいいんです! 乗馬だったり、ばんえいだったり、本当に馬と関わることが多かったので、馬がいたら「かわいいね、かわいいね」と言っていて、よく監督に「アリス? アリス!」と言われていました(会場笑)。

中島さん:
(広瀬さんは)馬に恋していました。僕が朝、「あ、広瀬さん、おはよう」と言っても、(キングという)馬に「あ、おはよう、キング」って話しかけるだけで、素通りされたり(会場笑)。それから「(そっけない感じで)あ、おはよ」みたいな感じで、僕より馬の方が優先だったという(笑)。彼女もものすごく盲目なんだなと思いました。

広瀬さん:
中島さんにも「北海道の恋人」がいましたよ。

中島さん:
僕にはあっちゃんというメスの馬がいて、落ち込んだ時とか励ましてもらっていました。普段はアプローチしても全然振り向かないんですけど、一回、全然馬術がうまくいかなくて落ち込んだ時に、馬房に行ったら声が聞こえるんですよ。「大丈夫よ、健人。あなたは間違っていない。大丈夫。今日だけはデレになってあげる」って(会場笑)。だから、「その通りにやります」と会話したという、まあ、僕の空想なんですけどね(笑)。

MC:ということは、馬、牛、豚、いろいろ恋をされたようですね。

中島さん:
本当ですね。熱愛ですね(会場笑)。さまざまな動物との動物愛が本当に深くなりました。動物、大好きです。

MC:動物愛が詰まった映画ですからね。

中島さん:
皆さんの動物に対する愛がこの映画一つに詰まっているので、観た人も動物がすごく好きになるような映画になっていると思います。

MC:黒木さんは、サラブレッドの2倍もあるばんえい馬がそりを引くばんばレースがあって、それをやられたんですよね?

黒木さん:
楽しかったです。そこに行かないとできない経験なのですごく楽しかったですし、本当に馬は頭が良くて、私が何かできなくてもすごくフォローしてくれるんです。だから、意外と乗れて、調教師さんも褒めてくださって、「私、この仕事やろうかな」と思いました(会場笑)。「転職しなよ」というぐらい褒めてもらいました。師匠という馬と、ブラックボスという馬に乗ったんですけど、今でも会いたくなります。

MC:吹石さんと竹内さんは、中島さんとの共演はいかがでしたか?

竹内さん:
中島くんは本当に頭がいいんですよ。聞いていても分かるように、とにかく饒舌で現場でも盛り上げてくれるし、ジョークはばんばん出てくるし、鼻歌をいつも歌っていたよね。作詞作曲もできるという。

広瀬さん:
即興でラップもできますし。

竹内さん:
努力を惜しまない天才という感じですね。男前だし、言うことなし!

吹石さん:
鼻歌、作詞作曲、ラップに加えて、ピアノの生演奏も。学校の控室の隣の部屋からピアノの生演奏が聞こえてきて、「誰が演奏しているのかな?」とそっと覗きに行ったら、一生懸命お仕事している衣裳部さんにまったく構われていない健人くんが黙々とピアノを弾いていたという(笑)。それがSexy Zoneの曲だったり、即興の曲だったりで、生まれもっての表現者ってこういう人のことを言うんだなと思いました。

MC:そして今回、上島さんは俳優業ということで。


上島さん:
いえいえ、芸人ですから。

中島さん:
俳優ですよ。

MC:校長先生を演じられてみていかがでしたか?

上島さん:
原作のある映画なので、原作も台本も読ませてもらって、自分なりにそういうような雰囲気を出して演じました。ただ撮影する前に監督には「3行以上のセリフはやめてくれ。覚えられないから」ということは言いました。

吉田監督:
でも、結構長いセリフも言っていますよね。

上島さん:
ありがとうございます(笑)。

MC:先輩俳優という視点から中島さんに何かアドバイスは?

上島さん:
もっと仲良くしてくれよ、僕と(会場笑)。中島くんは何でもできないといけないから、今度一緒に熱湯風呂に入りましょう(会場歓声)。

中島さん:
え、じゃあ、僕がやりますよ。

広瀬さん:
いやいや、私がやります、熱湯風呂は...。

吉田監督:
僕もやります。

竹内さん:
俺もやります。

吹石さん:
私がやります。

黒木さん:
いやいや、私もやります。

上島さん:
ちょっと、じゃあ、僕もやります。

一同:
どうぞ、どうぞ(会場爆笑)。

■最後に、中島さんからメッセージが送られました!

中島さん:
この「銀の匙 Silver Spoon」という映画は、本当に原作からたくさんの人に愛されて実写化という形に繋がりました。笑いあり、涙あり、そして酪農ありという、今までにないような映画になっています。この映画を観れば皆さんも心が温まると思います。食に対するありがたみとか、命をおいしくいただく大切さといったメッセージがこの映画にはたくさん詰まっていますので、こういう映画がたくさんの人の心に届けばと思います。

【舞台挨拶(挨拶順)】

中島健人さん(八軒勇吾役)
こんな豪華なキャストの皆さんに囲まれながら、そして目の前には皆さんということで、本当に幸せな環境にいてとてもテンションが上がっています。

広瀬アリスさん(御影アキ役)

今日は短い時間ですが、皆さん、楽しんでいってください。

市川知宏さん(駒場一郎役)

昨年の夏に作品を撮りました。本日、皆様に観ていただける機会ができて、すごく幸せです。素晴らしい作品に仕上がっていますので楽しんでください。

黒木華さん(南九条あやめ役)

市川さんの話を聞いて、そんなに前だったんだと思いました。私はそんなに撮影がなかったので、ずっとおいしいものを食べていたな、幸せだったなと思っています(会場笑)。本当に皆さんが青春をしている素敵な映画なので、これから観ていただけると思うとすごく嬉しいです。

上島竜兵さん(校長役)

クルリン...あ、マイク持ってるからやりづらい! (竹内さんがマイクを持ち)クルリンパ! 素晴らしい映画がこのスタッフとキャストでできたと思います。今日は楽しんで観ていってください。

吹石一恵さん(富士先生役)

セクシーだったかどうかはちょっと分からないですが...ワイルドで個性的な役を演じました。この映画は酪農青春ムービーという新しいカテゴリーの作品になったと思います。

哀川翔さん(アキの叔父役)

こんばんは! (竹内さん、中村さんと肩を組み)ここだけ切り取ると何の映画だか分からなくなるから(会場笑)。決して怖い映画じゃないですからね(笑)。本当に楽しい映画になっています!

竹内力さん(アキの父役)

どうも、こんばんは。今回、今まで演じたことのないこわもての役を初めて...。

中島さん:
初めてじゃないですよ。百戦錬磨じゃないですか(笑)。

竹内さん:
ツッコミを入れてくれてありがとう(笑)。楽しい、胸に突き刺さる映画になっていますので、皆さん、楽しんでください。

中村獅童さん(中島先生役)

(低い声で)今日はみんなありがとう。

中島さん:
怖いんですけど(笑)。

中村さん:
そうしておいた方がいいかなと思って(笑)。私も、役者人生で初めて先生役をやらせてもらって本当に楽しかったです。

吉田恵輔監督

この映画、撮影するのがむちゃくちゃ大変でした。動物はなかなか言うこと聞かないし、向こうの人はすごく怖いし(笑)、大変な撮影でしたが無事にこうして皆様の前でスクリーンにかけられることがものすごく幸せです。


MC:全編、北海道が舞台になっておりまして、しかも農業高校の酪農科で物語が繰り広げられるということで、思い出に残っていることがありましたら教えてください。

中島さん:
一番印象に残っていることは、馬のことです。馬は人を見ていると思いました。馬に乗る前とかも、「この人、ちゃんとあぶみとか準備してくれているのかな?」と、準備の行程からしっかり人のことを見ていて、一個でもさぼると馬に乗った時に全然言うことを聞いてくれないんです。そういうのを感じて、動物と人ってちゃんと繋がりを大切にしないとなと思いました。

広瀬さん:
私も馬との撮影が一番多かったです。撮影する1カ月ぐらい前から搾乳の研修を受けました。ばんえい競馬という、普通の馬の2倍ぐらい大きい馬にそりをつけて走る帯広にしかないレースがあるんですが、それの練習もしていて、馬が我が子のようにかわいくなってしまって、ずっと一緒にいました。撮影中もずっと馬と一緒にいて、誰かに話しかけられても無視しちゃったりしました(笑)。

中島さん:
無視されたのが僕なんですけど。「おはよう」と言っても(キングという)馬に「かわいいね、キング~! あ、おはよ。うーん、キング~」という感じで、僕が視野に入っていないぐらい盲目でしたね。市川くんとは、二人で温泉に行ったりしてね。

市川さん:
行きましたね。裸の付き合いをしました。
飯がおいしくてずっと食べに行っていたので、これは僕しか気づいていないと思うんですが、劇中の駒場はシーンによってちょっと太っているんですよ(会場笑)。あるシーンは痩せているのに、次のシーンになったらちょっとぽっちゃりしていたりして...。食べちゃいました。やっぱり豚丼がおいしかったです。

中島さん:
すごく正直で嘘をつかない方なので、僕自身もすごく仲良くしやすかったし、本当にいい現場になりました。

黒木さん:
ばんえいもそうなんですが、馬がかわいくて、師匠という馬が大好きです...。あ、馬以外の話は...(会場笑)。中島健人くんが八軒くんとしてずっと冴えない男の子だったんです。「なんだこのメガネマン」というセリフがあるぐらいメガネが似合っている普通の男子でなんとも思っていなかったんです。

中島さん:
ひどい...(笑)。それ、ひどくないですか?

黒木さん:
監督に「オーラを消してください」と言われるところではオーラを消して、なのにエキストラさんとして来てくれた人のためには投げキッスをしたりとかして、俳優・中島健人とアイドル・中島健人の二人を見て、「ああ、プロだな」と思って本当に尊敬しました。

中島さん:
感無量ですね(笑)。

上島さん:
これと言ってないんですけど...。僕は中島くんたちみたいにずっと1カ月、2カ月撮影を行っていた訳じゃないんです。先生役ですからシーン数も少ないですし、行っては帰り、行っては帰りという感じで、楽しい思い出といえば、獅童さんと吹石さんと、最終的には翔さんも合流されて飲みに行ったことですね。竹内さんは奥様もご一緒だったので、そちらのスケジュールがあって合流できなかったんですけれども...(会場笑)。

MC:そのお食事会を取り仕切っていたのは上島さんなんですか?

上島さん:
(中村さんが)脅すんですよ。解散した後も獅童くんと飲みまして、楽しかったですね。

竹内さん:
何時まで飲んでいたんですか?

上島さん:
朝まで飲んでいました。

MC:翌日はお休みで?

上島さん:
翌日も朝からあったんですけれど...。獅童くんなんて朝6時ぐらいからあったんですもん(会場驚)。すごかったですよ。言っておくけど、僕、質問されても普通のことしか言えないよ(会場笑)。

MC:いいんです。笑いをとってほしいとか、そういうことではないですから(笑)。

上島さん:
だから、そういうことを言っちゃダメなんだよっ(一同ジャンプ)。

吹石さん:
上島さんは、こうして皆さんの前では饒舌にお話しされるんですけれど、普段はあんまりそうではないんですよ。

上島さん:
吹石さん、ごめんなさい。さっき「饒舌」と言ったら、(取材中のカメラマンの方が)「ふっ」と鼻で笑ったんですよ。やめてくださいよ(会場笑)!

吹石さん:
やっぱり饒舌じゃなかったです(笑)。

上島さん:
なんでそんなこと言われなきゃいけないんだ!(と、帽子を叩きつけて、そっと拾う上島さんに会場笑)

吹石さん:
エキストラとしてご協力いただいた学校の先生とかにも、「ね、大変ですよね。撮影ってね」と、撮影中ずっと気配りをされていて、すごくいい方なんだなというのが一番の思い出です。

上島さん:
いや、もう、汗びっしょりです(笑)。ありがとうございます。

哀川さん:
自分は鹿児島出身ですが、北海道といったら第2の故郷のようによく行っているところなんです。そういう地で撮影ができたというのがまず嬉しかったです。撮影の時も自分たちの仲間が来てくれて、映像にも映っていると思うんです。また、監督の気の遣い方が半端じゃなかったですから、ありがたく思っています。中島くんも大変だったと思います。

中島さん:
氷上レースのこととか、いろいろ教えてくれましたよね。

哀川さん:
やっぱりその地の遊びを頭に入れて、「また次に来た時は」と思うと楽しくなるじゃない。でも、本当に撮影は順調で、自分たちはどうだったかな?

竹内さん:
日数的には大したことなかったですね。

哀川さん:
そうそう。ただ、撮影の間が長くてね。帯広には長いこといましたね。そういう思いがちゃんと映像には出ていると思うので、素敵な仕上がりになっていると思います。

竹内さん:
休みがちょっとありましたので、その時にばんば競馬に行きまして、とりましたガッポリと...はずれ、はずれ、はずれ...(会場笑)。(劇中で)娘が乗ったうちの牧場のキング号、この馬がえらい巨大なんですよ。ゾウさんみたい。36メートルぐらいあるのかな?


哀川さん:
そんなにないよ! この人、今ウソつきましたから(笑)。

竹内さん:
迫力のある、でもかわいらしい馬なんですよ。だから、迫力のある、でも爽やかな映画に仕上がっていると思います。

中村さん:
東京に住んでいると、自然と触れ合うとか動物と触れ合うことってあまりないです。この映画に参加させてもらい、動物や農業、酪農の世界に触れることができたことは僕にとってすごく大きかったです。あと、あるシーンで中島さんと広瀬さんと同じ場面があったんです。この人たちは僕が真剣に芝居をしていてもずっと笑いが止まらなくて、何回も何回もNGを出してひどかったです。

中島さん:
ちょっと待ってください! あれは完璧に獅童さんじゃないですか。

中村さん:
それは違うよ。あれは監督の指示ですから。

吉田監督:
僕 、何も言っていないですからね。勝手に演じたんですよ(笑)。

広瀬さん:
ずっとふざけていましたよね。

吉田監督:
自分で笑ってNG出していましたよね。

中村さん:
それは違うよ。やっぱり役者って真剣にやる時はやらないとダメなんだよね。そういう時は、絶対に笑っちゃダメ!

中島さん:
獅童さんに指導を受けて恐縮しています(笑)。

MC:キャストの皆さんのチームワーク、キャラクターの濃さは抜群ですね!

吉田監督:
みんな仲がいいんですけれど、濃いですよね(笑)。「今日はこの人が来るのか、この人も来るのか」と、ちょっと胃が痛くなる撮影が多かったです(笑)。でも、健人さんのやる気はものすごかったです。アリスは乗馬が得意という設定なのでものすごく練習しなきゃいけなかったんですが、健人さんは得意じゃないという設定なのに、「俺、アリスに絶対負けない!」とアホみたいに練習したりして、「そこまでうまくなっちゃうと違っちゃうから」と言ったぐらいいつもやる気がありました。それがいい方向に出ているんじゃないかなと思います。

■最後に、中島さんからメッセージが送られました!

中島さん:
動物との触れ合いとか、食に対するありがたみとか、命をおいしくいただくことの大切さがこの映画には詰まっていると思いますし、この映画で皆さんには新しい青春を感じていただければ僕もすごく嬉しいです。とにかく「銀の匙 Silver Spoon」のファンになってくれれば幸いです。皆さん、映画を楽しんでください。

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