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国民的大人気シリーズ「トリック」遂に完結!!
巨大鏡餅での鏡開きと盛大な振舞い餅で「まるっと」華々しく終幕!

2014年01月11日

「トリック劇場版 ラストステージ」初日舞台挨拶

<左から、生瀬勝久さん、水原希子さん、仲間由紀恵さん、北村一輝さん>

2000年の連続ドラマ放送以来、14年にわたり熱狂的な支持を集めてきた大人気シリーズ「トリック」。その完結編となる「トリック劇場版 ラストステージ」が1月11日に公開初日を迎え、東京・日比谷のTOHOシネマズ スカラ座にて、主演の仲間由紀恵さん、阿部寛さん、生瀬勝久さん、野際陽子さん、東山紀之さん、北村一輝さん、水原希子さん、池田鉄洋さん、堤幸彦監督による舞台挨拶が行われました。

これまでの14年を振り返り、感謝の気持ちを語ると共に、シリーズ終了への思いを語った仲間さんらキャストの皆さん。中でも仲間さんと阿部さんは、互いへの思いを打ち明け、長年にわたり築いてきた強い信頼関係を感じさせました。さらに本作の大ヒットを祈願して鏡割りを行い、「トリック」にちなんで109(トリック)個の餅が観客の皆さんに振る舞われた舞台挨拶の模様をレポートいたします。

【舞台挨拶(挨拶順)】

仲間由紀恵さん(山田奈緒子役)

14年間支えていただいた「トリック」シリーズの最後の初日舞台挨拶にお越しいただき、ありがとうございます。「トリック」シリーズは、14年間、素晴らしい先輩と監督と共に、皆様にお届けしてきました。これまで応援してくださった皆様、そして今日来ていただいた皆様のおかげだと、心から感謝しております。最後の映画にふさわしい素晴らしいゲストの皆さんにも出演いただき嬉しく思っております。皆様、今、映画を観終えたばかりですので、きっといろいろな思いを抱えてくださっているのではないかと思いますが、「トリック」は今日公開です。最後まで盛り上げていただければと思います。

阿部寛さん(上田次郎役)

皆さん、14年というと本当に長いようですが、この「トリック」に関してはあっという間でした。いろいろな作品に出演しながら数年に一度「トリック」に帰ってくると、このメンバーとスタッフにお会いして、自分を確かめていくというのか、その都度「トリック」に帰ってきて自分は成長したのかと常に問われるような、そんな日々でした。最近、昔の「トリック」を一挙に放送していますが、それを見返してみると、みんな頑張っていたんだなと思いました。自分もその時々に一生懸命演じていたんだと、自分の歴史のようなものを感じました。今日、この最後の「トリック」の初日にお越しになってくださった皆さん、さっきからお顔を拝見していたんですが、泣いている方もいたり、すごくいい雰囲気に包まれていて嬉しいです。仲間さんの話にもありましたが、今日が初日で、明日にはテレビスペシャルも放送します。こちらも楽しい作品になりましたので、合わせてこれからも盛り上げていただきたいと思います。

生瀬勝久さん(矢部謙三役)

「朝までトリック祭り!」を私も観ました(笑)。おっかあさまの回(初回「母の泉」)で登場して...。話は前後しますが、今日、ご覧になったんですよね? 仲間さんが最初に登場するシーンと、14年後のシーンがオーバーラップするところ、ほとんど変わっていなかったことにまず僕はビックリしました。でも、「母の泉」で見た僕の姿はもうないですから...(笑)。関西から出てきて『とにかく売れなきゃ』と思ってギラギラしていたあの生瀬勝久は、昨年ベストファーザー賞をとってしまいましたから(会場笑)。


池田さん:
おめでとうございます!

生瀬さん:
ありがとうございます(笑)。穏やかなお父さんになってしまったんです(笑)。でも、これで本当に終わりなんです。だから、僕は関西から出てきた頃のギラギラした生瀬勝久をもう一度、54歳からやり直そうかなと思っています(笑)。話があっちこっち飛びました!そんな人です、私は(会場笑)。これからも頑張ります。これで「トリック」は終わります。でも、メンバー、ゲストの方、これからみんないろいろなところでまたどんどんいくと思いますので、ぜひ応援してください。

池田鉄洋さん(秋葉原人役)

「トリック」のボーイズラブ担当です。え、知りませんでした? 矢部さんへの愛情、そして今回はちょっとだけ谷岡将史さんに浮気をしてしまうという、ボーイズラブ担当です。


堤監督:
そうでした?

池田さん:
おや~?監督が作られた設定ですよ(笑)。ちなみにそのシーンはカットされていましたので、裏設定です。昨日、朝までやりました「オールナイTRICK」というイベントで質疑応答のコーナーがございまして、「本当に終わるんですか?」なんていう話があったんです。「ま、そうは言っても続くんじゃない?」という淡い期待があったんですが、本当に終わると念を押されました。私は途中参加で一ファンでもありましたので、「終わってしまう」という言葉を聞いて愕然としております。やっと山田さんと上田さんと合流できて、一緒に「トリック」の世界に参加できた訳ですが、本当に終わってしまうと思うと残念で仕方ありません。最後の作品ですが、いろいろなネタが入っておりますので、何回観ても面白いと思います。何回でも足を運んでください。

野際陽子さん(山田里見役)

不詳の娘を持ちました、哀れな母親の山田里見でございます(会場笑)。14年経ちましたが、娘の胸がなにやら膨らんでまいりまして、今日見ましたらだいぶ成長していることに気が付きました(会場笑)。


仲間さん:
なんで言ったの(笑)!

野際さん:
皆さん、あっという間と仰るんですが、私はあっという間なんだか、長かったんだか分からないんです。最近いろいろなことが分からなくなってきまして...(会場笑)。でも、非常に残念なのは、この世界におりましてもこんなにおいしい役はなかなかないのに、それが終わってしまう。出番は少なくて、過酷なロケはあまりなくて、結構目立って、しかも金儲けができる(会場笑)。こんないい役はないんですが、これが終わるのは残念です(笑)。たぶん何年かしたらリメイクとかいって違う作品を製作するかもしれません。その時は、私はあの世から見ております(会場笑)。

池田さん:
やめてください、ざわざわしますので(笑)。

野際さん:
とにかく、最後だというのに私だけが海外に行けなかった(会場笑)。

仲間さん:
根に持ってる(笑)。

野際さん:
なんでしょうね(笑)。この間も言いましたけれど、いいネタがあるんですよ。ちょっと考えたのは、あのピラニアがいる川で古式泳法を行い、紙に墨で「毒」と書くとピラニアが全部いなくなるというのはどうでしょうか?

堤監督:
「苺」と書き間違えちゃったりして(笑)。

野際さん:
「苺」と書き間違えてピラニアが寄ってきちゃう(笑)。ああ、そうですね。いろいろなシーンが考えられたのに、どうも嫌われているらしくて連れていっていただけなかったんですよ(笑)。生瀬さんの髪の毛もすっかり立派にお生えになって...。

生瀬さん:
ややこしいこと言わないでください(笑)。偽装したみたいになっちゃうじゃないですか。

野際さん:
今日は本当の髪です(会場笑)。

生瀬さん:
念を押さなくていいですから(笑)!

野際さん:
そして、私はかつらです(笑)。宣伝じゃないです(会場笑)。今日から公開となりますが、3連休ですから、今日ご覧になって、明日の午前中にまたご覧になって、夜はテレビもご覧になって、明後日またご覧になってと、それが続くとそのまま最後までずっとご覧になると(会場笑)。そういう映画の見方もありますよね、監督?

堤監督:
あります(笑)。

野際さん:
それで「トリック」の興行成績もあがるように...何を言っているのでしょうか、私は(会場笑)。本日はお寒い中、朝早くからご来場いただきましてありがとうございました。
東山紀之さん(加賀美慎一役)
今日はようこそ「トリック劇場版 ラストステージ」の初日へ。こうして14年間愛された「トリック」に参加でき光栄です。僕も生瀬さんと同じように、20数年前の「仮面舞踏会」でデビューした頃のようなギラギラしたものを忘れておりました。今回、「トリック」に出演でき、その気持ちを思い出してみました(会場笑)。これを観た皆さんの思いが全国に広がって、「トリック」の最後が盛り上がると嬉しいです。

北村一輝さん(谷岡将史役)

(「どこからどう見てもオネエっぽいキャラクター」との紹介に)オネエっぽいキャラクターではなく、オネエです(会場笑)。14年間の集大成の作品に出演でき、そこでああいうオネエみたいな役を演じることができ良かったです。劇場に入った時に「トリック」愛といいましょうか、温かいものを感じました。この独特の雰囲気にちょっと押されておりますが、自分としてはこの「トリック」という作品に出演できたことは俳優としていい経験になりましたし、財産になったと思っています。そして、愛情たっぷりの劇場の中に今日立たせていただいていることに、感謝しております。

水原希子さん(呪術師役)

今回、「トリック」に出演させていただけると聞いて台本を読んだ時に、セリフが全部カタカナですごくビックリしました。本当にたくさんのことを勉強させていただきましたし、この作品を通して自分に自信がついたというか、いろいろなものをいただいた気がします。こうやってみんなに愛されている「トリック」の、最後の「トリック」作品に出演でき、ありがたいです。


生瀬さん:
(突然、笑い出した水原さんに)おう、どうした(笑)。

水原さん:
ありがたいです(笑)。本当にありがとうございます!

仲間さん:
本当かな(笑)。

水原さん:
本当にありがたいです! すみません、あがってしまいました(笑)。

生瀬さん:
え、俺のせい? 俺は関係ないよ(笑)。

堤幸彦監督

この場を借りまして、一番最初に私を呼んでいただいた東宝の脚本の蒔田さんと山内さん、そしてテレビ朝日の桑田さんに感謝申し上げます。「堤ワールド」なんてよく言われますが、実際は共同作業です。蒔田さんの脚本がないとこの作品はないし、蒔田さんの脚本、そして皆さんのプロデュース力に乗っかって私は好き勝手に言葉遊びなんかをしているだけでして、それがこのような形で私の代表作になったということは、本当に幸せだなと感じております。14年間ありがとうございました。この作品を気に入っていただけましたら、ぜひ薦めていただきたいと思っております。


MC: 本作で「トリック」シリーズが最後です。この14年、ずっと言いたかったけど言えなかったこと、忘れられない思い、「トリック」への愛、気持ちというものをお聞かせください。

仲間さん:
「トリック」は私が20歳の頃に初めて民放で主役を演じた作品です。すごく緊張しました。自信もないですし、どうしていいのか右も左も本当に分からないような時に大役をいただきました。現場に入ってみると、監督をはじめとするスタッフの皆さんが、遊びながら現場を作っていました。子供のように楽しみながら作っている様子を見て、ギャグも「本当にこういうことやるのかな?」とか「こんな看板、置くのかな?」と初めは私も人並みに驚きを隠せなかったんですが、慣れました(笑)。そんな世界になじめたので、やはり終わってしまうと聞くと寂しいです。毎回戻ってくる度に、自分のホームのような感覚で、帰ってきたなという実感がありました。でも、14年も続く作品なんてありませんから、皆様のおかげでここまで長く続くことができたのだなと、すごく嬉しい気持ちと寂しい気持ちでいっぱいです。
最後に聞いてみたかったことは、感謝の気持ちがすごくあるので、せっかくですから阿部さんに・・・。直球ですが...、私はどうでしたか(会場笑)?

阿部さん:
仲間さんですか(笑)? これは最後に言おうと思っていたんですが・・・。最初にご一緒した時、仲間さんは20歳でした。その時はまだこれからというか、世の中の右も左も分からないようなお嬢さんで、すごく元気のいい子でした。しかし、作品を重ねるごとに成長し、他の作品をやってまた「トリック」に帰ってきて、気付けば仲間さんに頼ってこの作品で上田役を演じていました。仲間さんの無償の愛のようなものを感じるんです。現場のスタッフに対しても、監督に対しても。すべての人に気を遣って、この人は覚悟を決めてるなということを感じた時に、自分がすごく仲間さんを頼りにしているなと思いました。それは芝居の面もそうで、僕なんかが変なことをやってもすべて拾ってくれる。15歳も年下ですが、こんなに頼れる主演女優さんはいないんじゃないかと思うぐらい、感謝の気持ちでいっぱいです。

仲間さん:
嬉しかったです。最後に聞けて。素敵なお言葉、ありがとうございました。

阿部さん:
僕はどうでしたか(会場笑)?

仲間さん:
お会いした時から大先輩で、私の家族でも大ファンだったので、すごく緊張してお会いしましたが、すごく優しく接していただき、お芝居に入ると上田は変わった役柄で正視できないような不思議なことを演じるので、本気でギャグをして上田という役を突き詰めていく姿をずっと隣で見させていただいていました。撮影の合間もセリフの練習をされていて、遊んだりちょっとゆっくりしたりということをまったくなさっていないんです。常に上田のことを考え、作品のことを考える姿を14年見させていただき、心の底からすごいな、素晴らしいなと思っております。その姿を私も忘れてはいけないと思っていますし、またこれからも精進して頑張っていきますので、ぜひご指導をよろしくお願いします。

■ここで、本作の大ヒットを祈願し、鏡開きが行われました! さらに、「トリック」にちなみ、109(トリック)個の餅を仲間さんたちが客席に投げ入れ、公開初日を盛大に祝いました!

■最後に、仲間さん、阿部さんからメッセージが送られました!

阿部さん:
皆さん、本当に本当に長い間ありがとうございます。すごく思い出深い作品であり、自分の人生の中でもすごく大切な作品です。それは今まで応援してくださった皆さんの心の中でもそうであると信じています。仲間さん、生瀬さん、野際さん、そして堤監督、スタッフの方々、我々はこの作品の撮影で、皆さんに素敵な愛と笑いを提供できたと信じています。映画は今日からですから、盛り上げていただきたいと思います。

仲間さん:
短い間でしたが、皆様とこうしてお時間過ごせましたこと、最後に嬉しく思います。今までありがとうございます。最後の「トリック」らしく、皆さんと一緒に盛り上がっていけたらと思いますので、どうぞまた劇場に足を運んでいただいて、私たちと一緒に「トリック」を観ていただきながら、同じ世界、時間を過ごしていただけたらと思います。

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